左官工とは

左官工とは、建築物の壁塗りを仕事とする職人の事です。
土やセメント等の素材を塗ったり、砂壁や漆喰仕上げ等の
最終的な表面仕上げを仕事としています。
株式会社タニグチワ-クスは、左官のプロフェッショナルとして、
様々な現場で、他社に出来ないような仕事も対応致します。
業務内容

左官工事と一言で言っても色々な作業がございます。
ビル、マンション、店舗などの外壁補修作業に始まり、土間モルタル、コンクリート仕上げ作業、一般住宅の外構工事など、左官工事は多岐に渡ります。
左官工事
大規模な商業施設から住宅リフォームまで、左官に関することならお任せください。
・住宅新築
・ビル、マンション、店舗などの外壁補修作業
・クロスから塗り壁へのリフォーム
・店舗改装
・一般住宅の外構工事
など、日常の中で左官という仕事が如何に皆様のお役に立てるかを考えながら、丁寧にそして確実に「美しい壁」を作り上げていきます。

下地補修
下地補修とは、塗装・防水施工などの改修工事をするにあたり、素地面の補修工事をすることです。亀裂や凹凸、欠損などを削り取ったり・埋めたりするもっとも大切な作業の一つとなります。
弊社では壁の診断からメンテナンス、アフターフォローに至るまで責任を持って対応させていただいております。

防水工事
一般家庭での防水工事とは、主にベランダや屋根になります。
経年劣化により防水効果が弱くなると以下のような症状が発生します。
・ひび割れ
・雨漏り
・塗膜(塗装)のはがれ
などが挙げられます。

土間工事
建物を作る際に「基礎工事」は、必要不可欠な作業となります。
土間工事とは、基礎の上からコンクリートを流し、凹凸やひび割れが起こらないよう、強度も確かめつつ機械や手作業で床を作っていきます。
また、駐車場などを作る際のコンクリート面を仕上げていくのも土間工事です。
土間仕上げの良し悪しは、職人の腕にかかっています。個人宅・マンション・大型商業施設等、全てのご依頼に対応できます。

建物の種類

左官の仕事は、どんな建物に必要なんでしょうか?
結論からいうと、建物を建てる時には、左官のお仕事は必ず必要となります。
一般住宅
外装・内装を平らにするコテで壁を作っていきます。
玄関の床の下地・仕上げなどにも左官が使われています。
綺麗な平らな壁や、模様付けなどの仕上げや、タイルやレンガを取り付ける際の下地にも左官業務が行われています。
様々な部分で左官の技術が必要になります。

ビル・マンション
床・壁を平らにするコテで模様をつけて壁を作ります。
階段の工事なども左官になります。
ビルなどの床は、すべて左官で作られています。天井も左官で塗ります。
階段の段差の高さや平行など、その後の工程に大きな影響を及ぼす仕事になりますので、とても責任あるお仕事です。

店舗
店舗では、壁の雰囲気や模様でお店の印象がガラッと変わってしまいます。とても重要なお仕事です。
そんな装飾的な部分でも左官が活躍しています。
土壁、漆喰壁など様々な技法で左官工事が行われます。

お城・伝統建築物
当社で、お城や伝統建築物の左官工事が行われることはほぼありません。ただ、その作業をするための技術は有しております。
昔は、日本の建物は左官で作る塗り壁が主流でした。
今では少なくなっていますが、伝統建築物を修繕するためには必要不可欠な技術です。

その他
その他にも、ありとあらゆる建造物には、左官の技術が取り入れられています。
左官の仕上がりにより、その建造物の出来も変わってくるほど、重要な作業になります。

実績の紹介
左官職人の1日
左官職人の一般的な1日の仕事の流れです。
現場や作業内容などにより、細かい流れは変わってきます。
会社で点呼又は出発準備
左官の朝は非常に早いです。
出勤した後は、集合し点呼をとり、連絡事項を把握します。
準備が出来次第、資材(左官道具や材料等)をトラックに積み込み、現場に向かいます。
現場到着
現場到着次第、すぐに作業準備を始めます。
作業開始
午前の作業開始です。
まずは、その日に使う材料を練ることから始めます。
くわや左官用ミキサーや攪拌機等を使って効率よく練っていきます。
また、現場によって複数の職人で協力して作業することもありますので、情報共有をした後、チームワーク良く、作業にあたります。
休憩
左官工は、高い集中力を必要とし、肉体的にもきついため、午前と午後の間に約20分程度の休憩を取ります。
現場によっては、他の業者さんやその現場の大工さんなどと一緒に休憩を取ることもあります。
作業再開
作業を再開します。
壁塗りは、数回の重ね塗りが必要になってくるため、一回の作業で一回の工程を済ませることが理想的です。
お昼休み
各自1時間昼食休憩をとります。
食事の他に、昼寝をしたりして自分の時間を過ごします。
午前中の疲れを癒します。
作業再開
午後の作業開始です。
午前中の続きにとりかかります。
季節や天候によっては午後、気温がかなり上がるため、内装作業がある場合はなるべくこの時間帯に行います。
休憩
水分の補給を十分に行い、体調管理に努めます。
作業再開
この時間帯で一日の作業の終着点を調整します。
この際、次の日の作業が再開しやすいことを考慮して、きりの良いところまで進めます。
そのため、場合によっては残業が発生することもあります。
後片付け
本日の作業終了です。
道具や工具を洗ったり、現場を片付けたりします。
その後、撤収します。
会社に戻り解散
会社にみんなで戻り、ミーティング後解散となります。